履歴書は薬剤師が就職するとき必ず必要になりますが、転職するときも必要でないがしろにすることはできません。そこには応募者の氏名や持っている資格など個人情報を記載します。採用担当者は最初にそれを見て、どんな人物なのかを判断するのに役立てます。
記入するのに最も大切なことは、丁寧に書き読みしやすいものにすることです。美しい文字でなければならないわけではありません。読みやすく書かれていることが大切です。文字からその人の性格や人間性が読み取れるとも言われます。
採用担当者が最初に目にするものでもあり、応募者の第一印象を決める要素ともなりうるものでもあります。文字とともに重要なのが写真です。単なる証明写真ですが、写真写りが悪いと採用される確率が低くなると言われることもあります。
服装のみならず表情や写真の画質などにも注意するといいでしょう。
薬剤師が転職を希望する病院や薬局にまず提出しなければならないのが履歴書です。氏名や住所、学歴や経歴など記入することがたくさんありますが、できれば提出するものは書き間違えがないものであることが望まれます。
記入している途中で書き損じてしまった場合修正液を使って直しても構いませんが、できることなら新しい用紙に最初から記入し直すほうがいいでしょう。履歴書は採用の成否が決まるまでずっと採用担当者の手元に置かれ、提出されたときだけでなく面接の時や採用の合否を決めるときなど何度も見られることになります。
それだけ重要な書類ですので、慎重に丁寧に記入することが求められます。また提出した履歴書は面接の時必ず質問の材料にされます。記入した内容を忘れないよう、メモに残しておいたりコピーして保存するなどしておくといいでしょう。